ファーイースト国際特許事務所(東京、神田)所属、弁理士 栗原弘幸

クライアントの知財戦略、仕事の流れを考慮した業務遂行

クライアントの皆さまにとって、いっしょに仕事がしやすい弁理士であるよう努めています。派手なことはしないけれども「この人のところへ行くと何故か仕事がうまくいく」と云われるように努めます。

特許事務所が仕事のスタイルを押し付けるのは間違っていると考えます。仕事の進め方についてのご希望はご遠慮なくおっしゃってください。逆に、知財管理の進め方について当方からの提案をご希望の場合もお知らせください。特許実務上、かならず押さえなければならないポイントは十二分に心得ていますから、それを踏まえた上でのフレキシブルな対応は得意とするところです。発明者様との対話型による明細書作成が必要なときはもちろん対応しますし、すぐれたリエゾン担当の方がいらっしゃる場合には書類作成に特化して作業の効率向上に貢献することもできます。どちらも同じように大切な任務であると認識しています。

対特許庁業務は、技術、法律、実務慣行のバランスです

特許庁への手続代理という狭義の意味での特許実務では、技術論、法理論、経験論(実務慣行)のバランスが重要です。局面に応じて強調すべき論点を見極める必要があります。幸い、アソシエイトのときには20ヶ国以上での特許の手続に関与する機会がありました。このような場合、出願の内容は基本的に同じであっても、各国ごとに技術論・法理論・経験論の異なる論点について争われることがよくあります。同じ発明について異なるアプローチから争われる経過を比較することで、各々のアプローチにおいて留意すべきポイントをより明瞭につかむことができました。いろいろなアプローチを知っていますから、行き詰リかけた案件に対しても、打開のための方策をいくつか提示できると思います。

知財戦略という大きな概念で考える場合には、経営センス、評価技法が必要であると考えます。これについては、平成19年秋から平成20年にかけて、ごく少人数の専門家を対象としたコンサルティングの勉強会に出席する機会を得ました。平成20年3月に関東経済産業局などの主催のシンポジウムが行われます。

特許事務所の土台は事務管理の徹底です。

どんなに素晴らしい明細書を書いたとしても、事務管理がずさんで、手続をミスすれば完全にアウトです。もちろん、事務管理を落とす事務所はありませんが、われわれは、クライアントに事務管理上での不安を感じさせることも皆無にすべきであると肝に銘じています。すなわち、事務管理については特許事務所の生命線であると認識しており、ハードウェアおよび運用の双方について不断の改善を図り、万全の体制を整えています。精神論だけでは不十分です。クライアントの皆さまの個別のご要望に柔軟に応えるためには、頑健な管理体制が不可欠です。事務管理が万全であることによって、緊急出願(国内・海外)についても十分に対応することができます。これまでに蓄積した多数の管理ノウハウを活かすとともに、良いものは積極的に取り入れる方針でさらなる向上を図っています。

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プロフィール
神奈川県立湘南高校から東京大学理学部化学科を経て東京大学大学院理学系研究科化学専攻を修了。
4年間、セラミック電子部品メーカーにて材料開発部門にて技術開発部門に従事した後、弁理士登録を経てアソシエイトとして特許事務所にて特許実務に従事。その後、ファーイースト特許事務所を共同で設立。

得意分野
化学分野については大学での専攻・企業での開発経験による技術的バックグラウンドがあります。化学分野の特許実務についても、特許事務所のアソシエイトの経験から必ず押さえるポイント、技術者のかたが見落としがちなポイントは熟知しています。ひとつの新技術があるとき、その新技術についてどのように発明を認識するかによって特許の取得しやすさや特許の価値がまるで変わってしまいます。20ヶ国以上の国々への出願実務を実際に担当したことに加えて、インターフェアレンス、韓国やEPの異議申立、審判事件などの経験もあるので、各国の実務については「次に何が起こるか」を見越したうえでアドバイスをご提示できます。