知的財産からみた経営戦略の必要性
新しい価値を創造してそれを活かすことを中心的な業務とする組織体(企業、公共機関、研究機関)にとって、価値をどのように見出し、評価し、道具として研ぎ澄まし、それを活用するかという戦略が重要です。これは、知的財産権を単なる「保険」と定義するだけでは思い至りません。
経営の実態は各組織体によって異なります。それぞれにあった知財の取り組み方を共に考えてまいります。また、知財そのものだけではなく、知財重視の体制・仕組みづくりについても重要視します。
知財コンサルティングの実地体験
知財戦略というものを考えるとき、経営センス、評価技法が必要であると考えます。これについては、平成19年秋から平成20年にかけて、ごく少人数の専門家を対象としたコンサルティングの勉強会に出席する機会を得ました。平成20年3月に関東経済産業局などの主催のシンポジウムが行われました。
